矯正後の後戻りを防ぐ生活習慣とは?|銀座6丁目のぶデジタル歯科

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矯正後の後戻りを防ぐ生活習慣とは?

投稿日:2026年2月25日

カテゴリ:スタッフブログ

長い時間をかけて手に入れた理想の歯並び。
矯正治療が終わった瞬間、「これでもう安心」と思われる方も多いのではないでしょうか。しかし実は、矯正治療は装置を外した時点で終わりではありません。治療後の過ごし方によっては、整えた歯並びが元の位置に戻ってしまう「後戻り」が起こる可能性があります。後戻りを完全に抑止することは現状不可能とされていますが、せっかく整えた歯並びを長く維持するためには、治療後の意識付けや生活習慣が非常に重要です。今回は矯正後の歯の後戻りを防ぐために意識したい生活習慣についてお話しようと思います。

なぜ歯は後戻りするのか?

歯を支えている骨や、それと歯をつなぐ「歯根膜」というクッションのような靭帯組織には、たくさんの弾力のあるコラーゲンが含まれています。そして矯正治療ではこの歯根膜や周囲の骨に力を加えることで歯を動かしています。ということは、弾力あるコラーゲン繊維の存在の影響で治療直後の歯はまだ新しい位置に完全には安定しておらず、元の場所へ戻ろうとする性質があります。

また、舌・唇・頬は筋肉のかたまりです。歯というのは内側からも外側からも筋肉に押され続けているわけです。つまり周囲の筋肉のバランスにも影響を受けています。

さらに、日常生活の中での何気ない癖(頬杖など)や習慣・嗜好(硬い食品を好むなど)、職業的背景(楽器奏者など)が、歯の後戻りの原因となることがあります。

 

後戻りを防ぐために大切な生活習慣

① リテーナー(保定装置)を正しく使用する

後戻り防止において最も基本でかつ重要なのが、リテーナー(保定装置)の使用です。リテーナーは矯正の形態や計画の方向性などで様々な設計(マウスピース型や床装置型など)をしていますが、基本的に目的は同じです。

矯正後の歯は非常に動きやすい状態にあるため、リテーナーを装着することで歯の位置や噛み合わせを安定させる必要があります。装着時間や使用方法を守らないと、短期間でも歯が動いてしまうことがあります。「少しくらい外しても大丈夫」というのは油断大敵です。自己判断せず、歯科医師の指示に従って使用することが重要です。

 

② 舌の位置を意識する

舌は、歯並びに大きな影響を与える筋肉のひとつです。

本来、舌は上顎の内側に面で接していて、舌の先が上顎の前歯の裏に軽く触れているのが正しい位置とされています。しかし、舌の筋力不足が原因で低位舌になると、頬側の筋肉が優位となり、歯並びが崩れる原因になってしまいます。日常的に舌の位置を意識することが、歯並びの維持につながります。

 

③ 口呼吸を避ける

口呼吸は、口周囲の筋肉バランスを崩しやすく、歯並びに悪影響を及ぼすことがあります。口呼吸、つまり口が開いた状態が続くと、唇からの支えが弱くなり、前歯が前方へ移動しやすくなったり、舌の位置が先述のような位置でなくなることになります。また、口腔内が乾燥することで、歯周組織の健康状態にも影響を与える可能性があります。可能な限り鼻呼吸を意識し、口を閉じる習慣をつけることが重要です。

 

④ 歯ぎしり食いしばりに注意する

言うまでもないのですが歯ぎしり食いしばりは、歯に強い力を加えるため、歯の位置に大きく影響を及ぼす可能性があります。無意識でしていることもあるので気づかないうちに歯並びの乱れにつながることがあります。

 

⑤ 頬杖やうつ伏せ寝を控える

頬杖をついたり、いつも同じ向きを向いて寝たりするといった習慣も、歯に持続的な圧力を加える原因となります。このような習慣が続くことで、歯並びや噛み合わせが徐々に変化してしまうことがあります。できるだけ仰向けで寝る、無理なら向きを変えて寝るようにするなど、日常生活の姿勢にも意識を向けるようにしましょう。

 

⑥ 定期的な検診・メンテナンスを受ける

矯正後も、歯科医院での定期的なチェックを受けることが重要です。歯並びのわずかな変化は、自分では気づきにくいものです。早期に異変を発見することで、後戻りの予期せぬ進行を防ぐことができます。

 

まとめ

矯正治療によって整えられた歯並びは、矯正治療の規模にもよりますが何より治療後の生活習慣によって大きく左右されます。

リテーナーの適切な使用はもちろん、舌の位置や呼吸方法、日常の姿勢などを見直すことが、後戻り防止につながります。また美しい歯並びを長く維持するためには、治療後のセルフケアが欠かせません。日々の生活習慣を意識し、整えた歯並びを大切に守っていきましょう。

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