全顎処置(インプラント+セラミック)|銀座6丁目のぶデジタル歯科

マウスピース矯正

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全顎処置(インプラント+セラミック)

錆びた銀歯をセラミックの歯に、抜歯になった部分をインプラント

治療前

上の症例は、噛み合わせが悪く、全体的な処置を希望されて来院された患者様。以前に他院で治療した口腔内の金属は、劣化し錆びてしまっており、穴が開いたり内部が虫歯になったり欠けたりしています。 歯肉の色も金属の色が沈着し暗く不健康に見えます。

治療前

劣化した金属を除去すると、内部の歯はかなり虫歯が進行しており、残念ながら抜歯にいたる歯もありました。歯科医療では一般的に、金属を用いた治療が行われます。金属は丈夫で基本的には人体に無害であるため、奥歯を中心として頻繁に使用されます。しかし、唾液や汗によって金属がイオン化(溶解)すると、体内に取り込まれて① 金属アレルギーを引き起こす可能性があるのです。

また、金属が口腔内で錆びて劣化してしまうと、歯と金属の間に隙間が生じます。この隙間から細菌が侵入して、新しい虫歯を作ってしまうこともあるのです。こうなると、治療する前よりも状態は悪くなります。これでは、何のための治療なのか分かりません。

今回は、金属アレルギーや金属の劣化による虫歯のリスクを回避するために、患者様と相談の上でセラミック素材を使用した② メタルフリー治療を選択しました。

金属アレルギー

金属が汗や唾液によってイオン化し、体に吸収されることで起こるアレルギーのことです。イオン化した金属は体内のタンパク質と結合し、新しいタンパク質を作ります。このタンパク質を体内の免疫機能が攻撃するために、炎症やじんましんなどの症状が起こるのです。

金やプラチナのような貴金属はイオン化しにくいのですが、歯科で用いられるアマルガムやパラジウムなどの保険適応の金属はイオン化しやすく、体に悪影響を与える可能性がある素材として知られています。歯の金属をセラミックに換えたら原因不明の症状が治まった、という報告は数多くされています。

金属アレルギーの症状

  • 皮膚のかぶれ
  • シミ、シワ、肌荒れ
  • 痛み
  • 肩こり、頭痛・立ちくらみ
  • 自律神経失調
  • アトピー様症状
  • 発癌

メタルフリー治療

金属を一切使用しない治療法のことです。金属を使用しない代わりに、強度の高いセラミック素材などが使用されます。金属アレルギーを予防できることはもちろん、見た目も自然なため精度の高い審美治療が可能です。どんなに健康に気を遣っていても、アレルギーの原因が口腔内にあっては意味がありません。口腔内から健康になり、美しさも手に入る治療法。それがメタルフリー治療なのです。

メタルフリー素材

  • ファイバーコア
  • オールセラミック
  • セラミックインレー
  • ジルコニア
  • ハイブリッドセラミック
  • ラミネートベニア
  • コンポジットレジン

治療後

レントゲン歯の修復には、ファイバーコア・オールセラミック冠・セラミックインレーなどの身体にやさしくアレルギーの危険がないメタルフリー素材を使用しました。

歯の欠損部位にはインプラントを選択し、上部構造にはセラミック冠を用いることで、審美性も機能性も高い治療を行うことができました。

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