拡大床とワイヤー矯正による矯正治療の症例①
再矯正治療で歯並び等を改善した症例(38歳女性 治療期間2年)
▼他院にて上顎小臼歯抜歯および矯正治療を行なったが、歯並びの不正と歯ぎしり・食いしばりにより、様々な症状が出ていた患者様です。当院にて再度、矯正治療を行い、歯並びをはじめ、頭痛、肩首のコリなどの問題の改善を行いました。
ご来院時の歯列と矯正治療の詳細
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| 年齢・性別 | 38歳女性 |
|---|---|
| 治療説明(主訴) | 【問題点】 親知らず、狭窄歯列、上顎小臼歯欠損、下顎の変位（後退、横ズレ、ねじれ）、歯の干渉 【症状】 頭痛、肩首のコリ、顎関節痛、開口障害など |
| 治療期間 | 約2年 |
| 治療回数 | 約36回 |
| 治療費 | 1,155,000円（税抜1,050,000円） 調整費5,500円/毎月（税抜5,000円） 精密検査/診断費 60,500円（税抜55,000円） |
| 想定されるリスク | 後戻りや歯根吸収、虫歯など、上顎小臼歯のスペース |
①床拡大装置を装着
床拡大装置を装着し、歯列の側方・前方拡大と下顎の位置を修正していきます。
②ワイヤー矯正治療開始
床拡大装置によって、ある程度拡大が進んだ時点でストレートワイヤーを使用して上顎の歯列を整えていきます。
③上下顎の調整と側方拡大
顎間ゴムによる上下の３次元的な位置補正とマリガン(2重ワイヤー)による歯列の側方拡大を実施。
④GEAWワイヤーによる３次元矯正
弾力のあるGEAW(ゴムメタル)ワイヤーを用いて、歯並びを3次元的に整えていきます。
⑤抜歯部のスペースに人工歯を装着
矯正のために抜歯した上顎4番(第一小臼歯)は、拡大によりスペースができたため人工歯を装着。
⑥顎間ゴムで最終調整
再度、顎間ゴムを装着して顎の位置を補正しました。
⑦装置を取り外して矯正治療完了
最終的な調整が終わった後、ブラケットを取り外して矯正治療の完了です。
矯正治療前後の比較
治療前
治療後
歯並びや咬み合わせの改善をはじめ、頭、首、肩の不快症状の緩和、さらにお口の中が広くなった事で呼吸がしやすくなり、患者様にも大変喜んでいただけました。
