非抜歯による矯正治療|顎関節症・咬み合わせ専門歯科医院HP

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非抜歯による矯正治療

歯を抜かない非抜歯矯正治療について

非抜歯矯正治療

のぶ:デンタルクリニックでは、患者さまの大切な天然歯を維持しながら、歯並び・噛み合わせを改善する「非抜歯矯正治療」に力を入れております。以下では、当院イチオシの非抜歯矯正の秘訣について解説いたします。

矯正治療で歯を抜く理由とは?

歯並びが悪くなるのは、顎のスペースと歯のサイズが合っていないことが主な原因です。

現代人は昔に比べて食べている物の栄養価が高いため、歯が少し大きくなっているとも言われています。

しかし、歯が綺麗に並ばなかったり、噛み合わせがズレたりする場合の多くは、本来拡がるはずの顎骨が、何らかの理由で広がらなかったり、間違った方向に成長発育してしまったり、抑制された力がかかって歪んでしまっているケースがほとんどです。

非抜歯矯正治療

上の図のように、小さなベンチ(顎骨)にスペース以上の歯が並ぼうとするため、必然と歯並びがガタガタになってしまうというわけです。

非抜歯矯正治療

ぎゅうぎゅう詰めの歯列では、歯を適切な場所に動かそうにもスペース自体が足りないため、「スペースの確保」=「抜歯」となることが多いのです。

歯を抜かないためには顎骨を広げることが重要

天然歯を抜かずに歯並びを改善するためには、顎骨をしっかりと広げてあげることがとても重要です。

非抜歯矯正治療

現代人は顎が小さくなっているとも言われますが、実は顎がもともと小さいわけではないのです!  (※ピエールロバン症候群のように病気で顎が小さいケースは別です)

実際、6〜12歳頃の成長期に行われる拡大矯正では、顎の成長を利用し、スムーズに顎骨を広げてあげることができるため、ほとんど全てのケースで抜歯をせずに大人の歯を綺麗に並べる事が出来るようになります。

非抜歯矯正治療ジ

上記でも記した通り、大人であっても拡大矯正は可能です。しかし、装置の装着時間の厳守は勿論ですが、広げるスピードも成長期の子供と違って、早すぎては縫合部が骨折しますし、遅すぎても時間がかかり過ぎてしまいます。

適切な拡大矯正治療を行うためには、様々なスキルが必須となり、さらに手間も掛かってしまいます。

矯正専門の歯科医師が、抜歯矯正をするのも残念ながらそのためです。
実際、矯正の教科書の1ページ目にも「矯正するために歯を抜く事を躊躇するな」と書かれています。
しかしながら、歯を抜かずに歯並びを改善できるケースは多くあります。

正しい診断のもと、適切に装置を使用し、舌や筋肉のバランスを整えれば、成人であっても顎を拡大して、歯を抜歯せずに綺麗に並べる事が可能なのです。

【秘訣】拡大矯正と一般矯正のコンビネーションによる非抜歯矯正

コンビネーション非抜歯矯正

のぶ:デンタルクリニックでは、顎骨を拡げる拡大矯正と患者さまのご要望・症例に適した「ワイヤー矯正装置」または「マウスピース矯正装置」を用いたコンビネーション矯正によって、天然歯を抜かずに歯並び・噛み合わせを改善することが可能です。

歯を抜いて歯並びを整えることは簡単ですが、将来的な咀嚼効率なども考慮すると天然歯をより多く維持することはとても重要です。のぶ:デンタルクリニックでは、見た目はもちろん、機能性にもしっかりとこだわり、歯を抜かない矯正治療に力を入れています。

天然歯を抜かないコンビネーション矯正治療の症例をご紹介

▼顎を拡げる「拡大矯正」と歯列を整える「マウスピース矯正/ワイヤー矯正」のコンビネーション矯正によって、通常であれば抜歯が必要な症例を歯を抜かずに治療致しました。

【拡大矯正+マウスピース矯正①】

拡大矯正+マウスピース矯正

【拡大矯正+マウスピース矯正②】

拡大矯正+マウスピース矯正

拡大矯正で顎骨を拡げた後、目立たない・取り外しができるマウスピース矯正で歯を適切な位置へ移動し、歯を抜くことなく歯並び・噛み合わせを改善しました。

【拡大矯正+ワイヤー矯正①】

拡大矯正+ワイヤー矯正

【拡大矯正+ワイヤー矯正②】

拡大矯正+ワイヤー矯正

拡大矯正とワイヤー矯正のコンビネーションによって、歯を抜かずに歯並び・噛み合わせを改善しました。顎骨を拡げた後は、マウスピースでは改善が難しい症例だったため、ワイヤー矯正で歯を3次元的に動かし、歯を綺麗に並べました。

不定愁訴と矯正治療の関係

不定愁訴

【不定愁訴とは?】

倦怠感(だるさ)や頭痛をはじめ、肩こりや吐き気などの症状があるにも関わらず、病院などの検査では特定の発症原因が認められず、病名も特定できないような様々な身体の不調のことを「不定愁訴(ふていしゅうそ)」といいます。

不定愁訴は前途のように原因の特定が難しいのですが、不正咬合や顎関節症、舌の位置が悪いなどをはじめ、矯正治療後に噛み合わせのバランスが悪くなることで起こるという見解の他、身体的な不調の他に気分が落ち込むなどの精神的な不調もあるため、自律神経失調症と診断される場合もあります。

歯科医院においては顎関節症や不正咬合を矯正治療(噛み合わせ治療)で治すことにより、不定愁訴の改善や症状を軽くできる場合があります。

審美性を優先した抜歯矯正が不定愁訴の原因に?

矯正治療は歯並びを整え、悪い噛み合わせ改善することによって、生活の質を高めることが本来の目的です。

矯正治療と不定愁訴しかし、見た目の美しさを優先したり、むやみに抜歯したりすることで噛み合わせが悪くなると、身体や精神面に様々な不調が現れる不定愁訴を引き起こしてしまう可能性が高くなります。

矯正治療後の不定愁訴を防止するためには、患者さま一人ひとりに適した噛み合わせを考慮した上で、抜歯の有無をはじめ、無理のない治療計画を立てることが重要です。

実際に矯正治療によって不定愁訴が改善した症例とその具体的分析

▼のぶ:デンタルクリニックで実際に行った矯正治療にて、不定愁訴が改善した症例をご紹介します。また、その他にも抜歯矯正で症状が悪化したケースや歯並びは良いけど噛み合わせに問題があるケースなどについてもご説明します。

矯正治療によって不定愁訴が改善した症例①

矯正治療によって不定愁訴が改善した症例

矯正治療で奥歯の歯軸が垂直的になったことで、口の中が広くなりました。また、下顎の動きを抑え込む環境も改善され、不定愁訴が著しく減少しました。

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矯正治療によって不定愁訴が改善した症例②

矯正治療によって不定愁訴が改善した症例

矯正治療で噛み合わせのバランスが整い、上下の歯の異常な接触がなくなりました。それに伴い、治療前に訴えていた不定愁訴が減少しました。

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矯正治療によって不定愁訴が改善した症例③

矯正治療によって不定愁訴が改善した症例

矯正治療により上下の噛み合わせの位置が改善、頭位の傾きなどが緩和されたことで、不定愁訴も減少しました。

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抜歯矯正で症状が悪化したケース

矯正治療によって不定愁訴が改善した症例

乳幼児期における顎提の未発達と中間歯の抜歯により、歯が並ぶアーチが全方向に狭くなっています。さらに抜歯矯正による前歯のセットバックによって、上下顎の前歯が内側に傾斜しているなど、様々な問題があるケースです。

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抜歯矯正で健康被害が生じたケースの治療症例

抜歯矯正で健康被害が生じたケースの改善

他院にて抜歯矯正を実施し、呼吸のしにくさ・息苦しさ・睡眠の質の低下、いびき、精神面の不安定などの問題を矯正治療で改善した症例です。

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天然歯を抜かずに歯並び・噛み合わせを改善したい方へ

銀座6丁目のぶデジタル歯科の非抜歯矯正

のぶ:デンタルクリニックでは、患者さま一人ひとりの将来をしっかりと考え、できる限り天然歯を抜かない非抜歯矯正治療にこだわっています。他医院にて抜歯矯正をおすすめされた方、歯を抜かずに歯並びを改善したい方はぜひ、一度当院までお気軽にご相談ください。

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